2023年6月 のアーカイブ

学校だよりのエピソード

2023年6月23日 金曜日

先日、息子が持って帰って来た、中学校からのだよりがテーブルにあったので、朝食が終わってから
読んでみました。中総体の成績が載っていて、みんなコロナを乗り越えて本当にがんばったんだなと
関心しておりました。裏面を見たら、地域の人から寄せられた「ありがとうの言葉」がありました。

近所の公園で、小学生がライターをいじっていて、それを見た在校生が優しく「危ないから、私が預かるね」
と優しくそのライターを持って帰ったそうです。その後小学校にも連絡してそのライターを処分したそうです。
それを知ったご家族からありがとうの連絡が中学校に、あと道に迷ったご老人が居たのを見かけて、行き先を聴いて一緒にその場まで連れて行ったというエピソード、そして最後の欄をみたら「東京の山手線で、空き瓶がゴロゴロと転がっていたそうで、中学生らしき子どもたちがその瓶を躊躇いもなく拾い上げたのを見た乗客の女性が修学旅行?どこからの来たの?と聞かれて仙台ですとお伝えしたそうです」その後その女性が感動して、仙台市の教育委員会に
お電話をしたそうで、それが本校の学生だと分かって本当に誇りに思います。というお知らせでした。

私はこれを見て朝から涙しました…仙台は不登校そしていじめが多発している地域です…そんな中でこのよう
なエピソードを入れている学校ではそんなことはないと思いました。みんな居場所があること、そして認められる
こと、そのことが人間にとってとても大切なことは、子どもも大人も一緒だと思います。そしていじめをなくそう、
〇〇はしないようにしましょう。などを目にすることがありますが、それよりも、こんな嬉しいことがありました。
うちの生徒はこんなところが素敵です。など子どもたちを認め、子どもたちが自己肯定感が生まれる標語の方が
説得力があると改めて感じました。

そんな素敵な学校が近所にあり、そして息子がそこに通えているしあわせを朝から感じてました(感涙)