命日…

本日(2024年2月17日)は私の祖父(父方)の51回目の命日になります…私はお爺さんとは会ったことがありません。
それはなぜか…私が51年前に生まれた日が1973年2月15日で、お爺さんが亡くなる2日前だからだ…しかも母親が風邪を引いたことで私が苦しんでいたようで、緊急帝王切開で生まれたそうです。「おぎゃー」も言わずにすぐにカプセルに入れられて両親も不安だったことと思います。息子がそんな状態で産まれ…しかも自分の父親(祖父)が亡くなった当時の親父は大変だったと思います。
会ったことのないお爺さんですが、不思議とずっと私のそばにいてくれるように思っております。自分が大変な時、しんどい時、いつも天国から「健一郎大丈夫だよ、お前なら乗り越えられる」と言ってくれているように聞こえます。会ったことのないお爺さんにいつも支えてそして見守って貰っていると感じます。
命日の2月17日は必ずお墓参りに行きます。そこで一年間あったことを報告して、これからも天国で見守っていてねと会話しております。お爺さんは私の中で一番の支えになっております。
2月15日に生を受けた私と一緒にこの世に居たのは40時間ほどだったと思いますが、私の心の中で生き続けているお爺さんはまだ亡くなっておりません。人は二度死ぬという話を聴いたことがあります。「一度目は人間は肉体が滅びたときの死、二度目はみんなの記憶から消えたときに死」これを聴いたときに私の中で生き続けているのでお爺さんは生き続けていると思っております。
私も何歳まで生きるか分かりませんが、私も娘と息子がおります。その子供たちが結婚して子を授かることがあったら、命のバトンを次の世代へ繋いでいきます。いつかお爺さんの存在を知る人がこの世に居なくなったら二度目に死がくるのでしょうが、私の中ではずっとずっと生き続けております。「じいちゃんありがとう…涙」